Windowsイベント ログの収集と監視

Kiwi Syslog ServerでWindowsイベントの収集と処理を開始するには、SolarWinds^® の無料ユーティリティーである Event Log Forwarder for Windows Windowsサーバーやワークステーションを設定して、このツールからKiwi Syslog Serverに互換性のあるSyslog形式でWindowsイベント ログが送信されるようにすることは簡単に行うことができ、Kiwi Syslog Server NGの豊富なフィルタリング機能、ルール、およびアクションを活用できます。

Syslogメッセージの重大度レベルと同様に、Windowsイベント ログにもイベントの重大度を判定するための分類があります。Windowsイベントには5種類あり、Microsoft社によって以下のように説明されます。

データの消失や機能の喪失など、重大な問題を示すイベントです。たとえば、起動時にサービスのロードに失敗した場合は、エラー イベントが記録されます。

必ずしも重要ではないですが、将来起こりうる問題の可能性を示すイベントです。たとえば、ディスクの空き容量が少なくなった場合は、警告イベントが記録されます。アプリケーションが機能やデータを失うことなくイベントから回復できる場合、そのイベントは通常警告イベントとして分類されます。

アプリケーション、ドライバー、またはサービスの正常な動作について記述するイベントです。たとえば、ネットワーク ドライバーが正常にロードされた場合は、情報イベントが記録されるのが適切と言えます。デスクトップ アプリケーションが起動するたびにイベントが記録されるのは、通常は不適切です。

監査されたセキュリティ アクセス試行の成功を記録するイベントです。たとえば、ユーザーがシステムへのログオン試行に成功した場合は、成功監査イベントとして記録されます。

監査されたセキュリティ アクセス試行の失敗を記録するイベントです。たとえば、ユーザーがネットワーク ドライブへのアクセスの試行に失敗した場合は、失敗監査イベントとして記録されます。